夢を見ているつもりが、パラレルワールドに行っていたようだ。
ここからは、パラレルワールドを夢と表現する。
夢は、家の庭にいるところから始まった。
家は洋風の白い平屋。芝生が一面に広がる庭だった。
庭から眺める景色は、田植えをしたばかりの田んぼが一面に広がっていた。
「田んぼだらけなのに、どうしてうちの家は夏暑いんだろう?…ん?…うちの家って…どうしてこんなこと思うんだろう」
私は、田んぼの畦道を散策した後、家の中に入った。
「間取りがうちの家とは違う…ん?また…うちの家って…ここうちの家だし…」
家の中を歩き回った。なぜかリビングには近づこうとしない。
すると、リビングから飼っているモルモット(名前はマル)の鳴き声がした。
私は、リビングのドアに手をかけた。
「違う!マルちゃんの鳴き声はこんなんじゃない!!ここは私の家じゃない!!!」
その瞬間目が覚めた。
体が物凄く重い。体にズドーンと圧がかかっているかのようだ。暫く立ち上がれなかった。
ゲージの中からマルちゃんが、じっと私を見つめている。
ひょっとしたら、私の異変に気付いたマルちゃんが、「戻って来て」と危険を知らせる為に、実際に鳴いていたのかもしれない。
ここからは、夢を向こうの世界と表現する。
向こうの世界の家、間取り、庭、周りの景色は、現実世界とは違っていたが、なぜかリビングのドアだけは現実世界と同じだった。
現実世界では、1日の大半をリビングで過ごすのに、向こうの世界では近づこうともしなかった。
ひょっとしたら、リビングに向こうの世界の自分がいたのかもしれない。
向こうの世界の自分と会っていたら、どうなっていたのだろう。
向こうの世界と現実世界で、お互いの意識だけが入れ替わっていた可能性もある。
私は、向こうの世界で「ん?」と疑念を抱いていたので、パラレルワールドに薄々気付いていたようだ。
無意識にパラレルワールドを受け入れていたのだろう。
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