教えてもないのに、鼻鼻という芸を覚えた(私が勝手に名付けた芸)。肩に乗ってきたデグーに、「鼻鼻は?」と言うと、私の鼻に鼻を近づける芸だ。
私はいつもデグーに「君が来てくれてよかった。幸せだよ。ありがとう」と言った。
2019年3月。この日は息ができないほど胸が痛かった。
いつもは持病もなく健康なのだが、正月に3体の霊に取り憑かれ、頻繁に胸が痛くなり、体調が悪くなった。
デグーの様子がおかしい。
朝は回し車に乗り、元気に走り回っていたのに、私が来ても巣穴から出てこない。
触ってみると体が冷たく、息が絶え絶えだった。巣穴から出して温めたりしたがダメだった。
デグーが息を引き取った瞬間、私の胸の痛みが消えた。
「私の胸の痛みをこの子が持って行ってくれたんだ」
とても悲しかった。
10月にお祓いをするまで体調は悪かったけれど、胸が痛くなることはなかった。
「もう二度と動物は飼わない」と決めた。
デグーが亡くなって1週間後。
「モルモットを飼いたい。モルモットを飼わなきゃ」
天の声?私自身の思い?よく分からない突然の声に動揺した。
思いとどまろうとしても、「モルモットを探さなきゃ」となってしまう。
「よく行くペットショップだし、モルモットいないし」と思いながら、よく訪れるペットショップに向かった。
「いた!…どうして!?…しかも1匹」
何となく足が悪いような気がして、店員さんに尋ねた。
「だいぶ前に兄弟モルモットと一緒に入荷しましたが、ある日、片足がぷらーんと骨折したようになり、店頭から下げました。兄弟モルモットにいじめられ、怪我したようです。脊髄を損傷していました。奇跡的に快復し、店頭に出したばかりです。兄弟モルモットは直ぐに売れてしまいました」
一度家に帰り考えた。
翌日、モルモットを迎え入れた。
最初の一週間は巣穴の中にこもっていた。
「何か視線を感じる」と思っていたら、まるで家政婦は見た!かのように、モルモットが巣穴の奥からじっーとこちらを覗いている(笑)
「全く動かないしつまらない。飼わなければよかった」と思うこともあったが、すぐに愛着が湧き、懐いた。
教えてもないのに、ご飯の時に"待て"と"よし"ができた。庭に放しても逃げない。私について来る。
「人よりも賢いんじゃないか!?」と思わせる不思議なモルモット。
ある日、「私はマルちゃん(モルモット)のお姉ちゃん?」と声に出して聞いてみた。
何も反応がない。
「私はマルちゃんのお母さん?」
「うん、うん」と小刻みに首を縦に振った。頷いている。
最近、「マルちゃんのお母さんは母なる地球?」と聞いてみた。
「うん、うん」と頷いた。
何だか嬉しくなり、「そうね。よかった、よかった。母なる地球ね?」とまた聞いてみた。
やっぱり「うん、うん」と頷く。
数日前、寝ているモルモットのゲージに足が当たり、大きな音がして振動を与えてしまった。
「マルちゃんごめん」と言うと、ニマーっと笑った。ビックリした。初めてのことだったので少し怖かった(笑)
不思議なことは他にもある。
買い物に行くべきかどうか悩んでいた時、「マルちゃんどう思う?」と何気なく聞いてみた。
すると、雨が降り出し、行かなくていい状況になった。
ちょっとしたことで悩んだ時に、「どう思う?」と尋ねると、何らかの答えが返ってくる。
不思議な縁で巡り会えたこの現象を『運命モルモット』と名付けた。
本当は今日は別の内容を書こうとしていた。
急に眠くなり、夢の中で『運命モルモット』を書いていた。
『運命モルモット』にしなさい。というメッセージだったのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿