見えない世界は意外とシンプルなのだが、説明しようとすると難しいもの。
歴史、古事記や日本書紀、神の世界、宇宙など、文献には残っていない世界、スピリチュアルな世界、化学では証明されていない世界がある。
このような見えない世界に対して、私達は色んな仮説を立てるので、色んな憶測が飛び交う。
だけどこのような世界は意外とシンプルでコンパクト。
まるで手品の仕掛けのように、あまりにも仕掛けが単純すぎて、トリックに気付かない。
トリックが単純すぎると、考えすぎて益々分からなくなってしまう。
余計な自我と概念を捨て、より広い視野を持って、今までとは違う視点で、視点を変えてシンプルに見て欲しい。
悪魔と天使の質問をします。
悪魔のことをどう思いますか?
悪、批判、恐怖、怖い、嫌い、闇、地。
天使のことをどう思いますか?
善、称賛、安心、優しい、好き、光、天。
悪魔と天使は人間のこと。
悪魔と天使を人間に置き換えてみてください。
悪人と善人に置き換えましたか?
それもいいでしょう。
今起きていることは、私達の思考が現実化しているだけなので、宇宙は創造の世界。
なので、悪人と善人に置き換えることは、間違いではない。
ところで、より広い視野を持って、視点を変えて、悪魔と天使を人間に置き換えましたか?
悪魔と天使の正体。
自分が欲しいものを、相手が持っていたら。
自分が前々から欲しかったものを、相手がいとも容易く持っていたら。
「羨ましい」
「ムカつく」
「なんであなただけ」
「怪しい」
「盗んだに違いない」
相手に対して、憎悪と妬みの念を抱くだろう。
この憎悪と妬みの念で創り出されたものが悪魔。
あなたという天使が、相手を悪魔に変えてしまった。
天使が悪魔を創り出した。
天使であるあなたが、なぜ悪魔を創り出したのですか?
視点を変えて考えてみてください。
あなたは自分のことを愛していますか?
自分に素直に生きていますか?
自分を愛し、素直な自分であれば、悪魔を創り出すことはない。
あなたは欲しいだけ。
相手が持っているものを欲しいだけ。
あなたは、相手が持っているものを欲しいのに、欲しいという気持ちを抑えている。
欲しいという気持ちを、相手に悟られないように隠している。
だから、相手に憎悪と妬みの念を抱き、相手を悪魔にしてしまった。
このように、相手を通して、自分の本当の好きが分かる。
自分が欲しいものは何ですか?
自分の好きなものは何ですか?
相手を通して、自分の本当の好きが何なのかに気付かされる。
相手を否定するということは、あなたは相手を羨ましく思い、相手のようになりたいだけ。
まるで鏡に映った自分を見るかのよう。
悪魔と天使は一緒。
まさに陰陽の世界。
この手品のトリックが分かれば、どんなにネガティブな感情が現れても、自分への愛がそうさせていることに気付くだろう。
自分のことを愛し、素直な自分でなければ、人を幸せにすることはできない。
まずは、本気で自分を好きになること。
自分の好きは自分自身の中にあるので、新しく探す必要はない。
自分に必要なものは、必ず自分の中にある。
それが分かると、一切の執着を持たなくなるので、満たされて穏やかになる。
すると、他人と自分の垣根がなくなり、自分自身が愛そのものであることに気付く。
そして、全ての調和の中で生きるようになる。
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