私は赤ちゃんのときに、肉体から離れて魂だけで移動していたように感じます。
子供の頃の記憶がないので、今はその記憶も覚えていない。
アセンションして、カルマが出てきたとき、子供の頃に魂だけで移動していたような感覚を回想した。
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【私が最初に経験した不思議な体験】
私が覚えている一番古い不思議な体験は、3歳のときに、医大に数ヶ月入院したこと。
入院したのは覚えているが、どんな症状で入院したのか、病院で何をしたのかは覚えていない。
医大に来たとき、気味が悪くて「ここにはいたくない」と思った。
実際、病院に着いたとき、「怖い」と言いながら泣き喚いていたと、家族が話している。
入院したきっかけは、突然始まった嘔吐が止まらず、お腹が風船のようにパンパンに膨れていたそうだ。
近所の病院に行ったが、原因は分からず、別の病院を紹介してもらった。
別の病院でも原因が分からなかったので、医大を紹介してもらった。
医大に着いたとき、看護婦さんが浣腸をしても何も出てこないし、レントゲンを撮ってもお腹の中は空っぽだった。
吐くものは何もないのに、お腹は風船のようにパンパンに膨れ、口から水を噴水のように吐いていたそうだ。
そんなことはあり得ないと思われるだろうが、真実であり、この世には科学では証明できないことがたくさん存在する。
結局、医大でも原因が分からず、しばらく入院することになった。
【母が相談に行った霊能力者の話】
このとき母は、家族で気軽にお詣りに行っていた霊能力者のところに相談していた。
その霊能力者の名前はAさんとする。
Aさんは男性で、当時の年齢は70代後半くらいだった。
昔は呉服屋を営んでおり、霊感は全くなかったのだが、30代の頃、観光で訪れた宮崎県高千穂で、神様が降りて来て『霊的な力で人々を救うことをしなさい』と言われ、突然神力が備わったそうだ。
これを聞いたAさんの息子さんは、「親父が突然おかしくなった」と言ったそうです。
Aさんの容姿は神様そのものでした。
いつも白い着物に白い帯をして、訪れる人を出迎えていた。
相談のときは、いつも手作りの祭壇の部屋に案内された。
Aさんが祭壇のローソクに火を灯し、祝詞を唱えると、Aさんに*高級神霊が直接降りる。
*古事記や日本書紀に登場する神様。
高級神霊が降りると、Aさんは必ず「拙者は*ヤマトタケルノミコト」と降りた高級神霊の名前を言う。
*ヤマトタケルノミコトはほんの一例です。
Aさんは降りて来た高級神霊の言葉を使って、助言をしたり、相手の体の悪い部分を手で摩ったりしていた。
心や体の不調など、世の中に起きることは何事も意味があるので、全てが治るわけではありません。
面白いのが、毎回降りて来る高級神霊が違うので、降りて来た高級神霊によって、Aさんの声のトーンや話し口調、話し方が変わる。
もちろん、女性の高級神霊のときもある。
高級神霊が帰った後も、Aさんは誰が来たのか、どんなことを言ったのか、きちんと覚えている。
高級神霊が降りても意識はきちんとあった。
高級神霊が直接降りて来る霊能力者はごく稀で、Aさんは選ばれた人と言っても過言ではない。
Aさんは、訪れる人に金品を要求することは一切ない。
「本当の神様は金品は要求しない」と言っていた。
なので、訪れる人達は、幾らかのお金を入れた封筒や御供物を祭壇の上に置いて帰っていた。
Aさんは私が中学1年生の時に亡くなりました。
亡くなる前、「私はいつ死ぬと思うね?」と、私の母に尋ねていたそうです。
母は「死期が分かっていたから、私にあんなことを言ったのだろう」と言っていた。
【私の症状の原因】
Aさんは私の症状を「霊障を受けてるから、病院行かなくても治るよ」と言ったそうです。
嘔吐は止まったのですが、お腹は膨れたままだったので、念のために入院させたそうです。
毎日教授がたくさんの医師たちを引き連れ、回診に来ていたそうで、教授が医者の卵に私のお腹を見せて、「これが蛙腹です」と言っていたそうです(笑)
今だったらコンプライアンスに引っかかるし、白い巨塔のようですね(笑)
【この頃の私】
「霊障を受けている」という話を聞いて思った。
私は子供の頃の記憶がなく、覚えている記憶は、この入院のエピソードのように、心理的な衝撃や印象がある内容だけだ。
子供の頃の私は自分じゃないような気がして、「子供の頃の私は誰だったんだろう?」と思うこともある。
肉体を持っていることに違和感を持っていたのだと思う。
子供の頃の私は、体は丈夫なのに、よく風邪を引いて熱が出ていた。
おそらく、肉体から離れて魂だけで移動していたからだと思う。
入院したときは、肉体から離れているときに強い霊障にあって、普通ではあり得ないことが起きたのだと感じた。
人間は肉体を持っているので、自由に移動できませんよね。
ジュースを飲むにしても、冷蔵庫にジュースが入っていなければ、わざわざ歩いて買いに行かなければなりません。
魂だけの存在だと、その必要はありません。
赤ちゃんは自分で動けません。
自分でトイレも行けないので、大人にオムツを替えてもらわないといけません。
ご飯を食べるのも、どこかに行くのも、誰かにしてもらわないといけません。
なので私は、自分で自由に動いて、自分のことは自分でできないことが屈辱で、ストレスだったのだと感じます。
「何で当たり前のことができないんだろう」と、体から抜け出して、魂だけで動いていたように感じます。
その証拠に、私は1歳の誕生日がくる前に、オムツが外れたそうです。
この話は「嘘だ」と思い、10歳以上歳の離れた姉たちに聞いた。
おまるや補助座席は一切使わず、「普通に洋式トイレに座らせて、普通に用を足していた」と言っていた。
それと、産まれて新生児室にいるとき、私が寝ていると、他の赤ちゃんが一斉に泣いて、私が泣いていると、他の赤ちゃんは寝ていたそうです。
トイレの覚えといい、産まれたときの様子といい、普通じゃない(笑)
【退院の日】
退院した日のことは覚えている。
入院したときは気味が悪くて嫌だったのに、退院の日、病室を出るときはとても明るかった。
一部屋に6つベッドがあるのに、誰も居らず、カーテンの仕切りが全部開いており、掛け布団が綺麗に畳まれていた。
私が使っていた隣のベッドには、大きなゴリラの縫いぐるみが置いてあった。
曇り空なのに部屋がやけに明るく感じた。
子供ながらに「新しい日々が始まる」と感じた。
Aさんのような高級神霊が直接降りて来る霊能力者は、限られた一部の人だけなので、滅多にいません。
一生にうちにお目にかかれたのは奇跡で、縁があったのは何か意味があると感じます。
実際Aさんと会っていなかったら、今頃私は精神世界の仕組みは分からず、日本の神様に興味を持っていなかったと思います。
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