占いは当たるも八卦当たらぬも八卦なわけ

25歳の時だったと思う。　

主人と付き合っていた時で、野球観戦に行った。

野球が始まるまで時間があったので、ドームの外の商業施設をぶらぶら歩いていた。

あるお店の前に、40代くらいの綺麗な女性が立っており、私を見ながら声を掛けて来た。

以下は『占い師の女性』と「私」の会話。

『あなた達、占いしない？』

「野球があるからいいです」断った。

『野球があるまでまだ時間があるでしょう。2人で3000円でいいから、やってみない？』

【占いの館・1人・30分・3500円】

看板に書いてあった。

占いは興味がない。

必要な時に必要ようなことが起きるから、占いで未来を知りたいなんて思ったことがなかった。

過去・現在・未来・パラレルワールドは同時に進行している。

仮に占ってもらったとする。

その時は占いが当たっている。

でも、過去・現在・未来・パラレルワールドで何かが変われば、占いは外れる。

占いの当たる当たらないは、こういう仕組みだと思う。

生年月日・名前・手相などで、ある程度の性格を判断することはできても、未来を100%言い当てることは難しい。

「この女性何者？私のことが気になって占いたいんじゃないか？来るの分かってて、入り口の前に立って待ってたんじゃないか？よし、逃げよう」

結局、女性のことが凄く気になり、占ってもらうことに（笑）

占い師の思う壺だったかも（笑）

聞きたいことがなかったので、占い師に任せた。

『2人一緒にいても違和感ないでしょう？』

「一緒にいたいとか、好きとか思ったこともないのに、なぜかいつも一緒にいますね」

『あなた達、前世は親子と兄弟』

「霊感があるんだ。やっぱり入り口で待ち構えていたのは間違いないかも。何かが見えていたんだろうな。何が見えてたんだろう？霊感がある人は、霊感があるとは言わないな〜」と思った。

ただの占い師と、霊感のある占い師だったら、当然霊感のある占い師の方がいい。

霊感があれば、守護霊・前世・出身星・自分の身に起きる不思議体験の真相を教えてくれる。

自分の未来の理想を叶える為の占い。

自分が何者であるのか魂・霊・精神を見てもらう占い。

同じ占いでも訳が違ってくる。

自分が何者であるかは、霊感がある人じゃないと分からない。

霊感のある占い師に当たったのはかなりラッキーなことだった。

しかし、当時の私は、スピリチュアルなことが全く分からなかった。

今だったら、自分の守護霊、前世、出身星を聞いている。

『結婚は29歳でした方がいい。

子供は男の子を2人産む。

野菜を中心に食べるといい。

女性の手相は複雑な方がいいけど、男性は単純でいい。

前付き合ってた人は、自分のことしか考えてない人だった。

仕事はマッサージか、何かを教える仕事が向いている。

接客業はダメ。嘘つけないから』

何も言ってないのに、前付き合ってた人が見えていたようだ。

何も言ってないのに、接客業をしていたことが分かっていた。

何かを教える仕事が向いていると言われたが、教師になろうとは思わないし、興味はない。

何かを教える仕事と、霊感がある占い師が言うのだから、何かメッセージが込められているのだろう。

「教える仕事は教師だけとは限らないけど、具体的に何だろう？」と思ったが、詳しくは聞かなかった。

「占い師になれということですか？」

『占い師になるには、結婚・出産と、ある程度人生を経験してからじゃないとダメ』

確かに、人生を経験した人からのアドバイスは説得力がある。

経験者のアドバイスは、自分も頑張ろうと前向きになる。

私のことばかり占って、主人（当時は彼）のことはあまり占わなかった。

結局、占い師は私の何を知りたかったのだろう？私の何が見えていたのか？

私は、占い師が霊感があると分かっていたわけだから、「私の何が気になったのですか？」と聞けばよかった。

占いが終わると、「結局何だったんだろう？」と思いながら出て行った（笑）

あれから10年経った。

26歳で結婚した。

子供はいない。

子供の頃から野菜ばかり好んで食べているので、肉はあまり食べない。

手相は相変わらず線が多く複雑。

接客業はだいぶ前に辞めたのだが、接客中もそれ以外の仕事でも一度も嘘をついたことはない。

今年、英彦山で霊感のある謎の女性に話しかけられた時、「子供は、女の子と男の子を2人産む」と言われた。

詳しくはこちら↓

https://keipandkeip.blogspot.com/2021/07/himiko-2.html

去年、最初の占い師とは違う占い師に占ってもらった。

姉の知り合いで、表向きが占い師なだけで、かなり霊感が強い人。

この時に、私の守護霊、前世、出身星、不思議体験の真相を聞くことができた。

詳しくはこちら↓

↓ 前世

https://keipandkeip.blogspot.com/2021/07/previous-life.html

↓ 守護霊、出身星

https://keipandkeip.blogspot.com/2021/07/blog-post_18.html

↓この時に聞いた不思議体験

https://keipandkeip.blogspot.com/2021/07/tengu.html

https://keipandkeip.blogspot.com/2021/07/blog-post_25.html

『ネットの中のメーテルになって下さい。自分の不思議体験を脚色せずに、事実をそのまま書いてみんなに教えて下さい』と言われた。

最初の占い師が言った、教える仕事が何なのか分かった。

だから私は今、自分の身に起きる不思議体験を書いている。

『占いは当たるも八卦当たらぬも八卦』とは、よく言ったものだ。

その内占い師にでもなろうかな（笑）

霊感のある占い師と分かったら、