平昌オリンピックの最中、私はいつもとは違う不思議な夢を見た。
夢は、茂みのトンネルを上へと登って行く。
まるで、「となりのトトロ」のシーンで、メイが小・中トトロを追いかけ、入って行った茂みのトンネルのようだ。
道は石畳の一本道。
奥に辿り着くと、どこにでもあるような忠霊塔のような石碑があった。
石碑の前には炎が灯るローソクと、お線香が供えてあった。
夢の中の私は、「お墓だ」と言った。
しかし、上から見ている私は、「違う!神社」と指摘。
石碑には『宮嶽彦』と大きく文字が刻まれていた。
夢から覚めた私は、すぐに『宮嶽彦』という神社を調べた。
1時間程調べたが、そのような名前の神社は存在しなかった。
似たような名前の神社もなかった。
検索に疲れ、探すのを諦めようとした瞬間、ふと「熊本に地元の人しか行かないような、ローカルな神社がないかな〜」と思った。
何でこんなことを思ったのか?自分でも不思議だった。
検索を始めた途端、「あっ!」と驚いた。
『彦嶽宮』という神社を発見。
夢の『宮嶽彦』を反対から読むと、『彦嶽宮』になる。
逆さ言葉だった。
「これは絶対に彦嶽宮に聞かなきゃ」と謎の使命感が湧いた。
不思議なことに、すぐに行けることになり、主人に連れて行ってもらった。
熊本県山鹿市にある彦嶽宮は、こじんまりとした、歴史を感じる神社だった。
狛犬がそれを物語っている。
上宮、中宮、下宮とある。
中宮から上宮までは、舗装されていない、木々に囲まれた斜面の道を、1時間かけて登らなければならない。
「この道は夢と似ている。でも、夢と違って舗装されてない険しい道だ。夢ではすぐに着いたのに」と思った。
そして、上宮へと辿り着いた。
何事もなく彦嶽宮を後にした。
彦嶽宮についてはこちら⇩
『彦嶽宮〜熊本県山鹿市』
https://keipandkeip.blogspot.com/2021/08/blog-post_24.html
翌日、風呂のドアを開けようと、後ろを振り向こうとした瞬間、白い光に包まれた。
すると、私は異次元?過去世?にいた。
遠く離れた私の正面に人が立っている。
「卑弥呼?男性?卑弥呼は男?」と思った瞬間、何かの力でぐっと引き寄せられたかのように、次第に男性に近づいた。
気がつくと、男性の正面に立っていた。
男性は、綺麗な一重の切長の眼、色白で綺麗な肌、綺麗な長い黒髪だった。
綺麗を連呼しているが、それほど綺麗で品のある容姿なのだ。
髪は結わずに、頭には何も装飾されていないシンプルな金の王冠をしている。
その金の王冠は、孫悟空が頭にはめているきんこじに似ている。
服装は、膝下丈の長い赤の服の下に、白のズボンを履いており、ウエスト部分は帯を巻いている。
男性は何も言わず、私をじっと見つめている。
私も男性をじっと見つめた。
「この人は誰?」
ふと、目を横にやると、周りの景色が見えた。
開けた何もない土地に、大きな丸太が積んである。
その側に、麻の服を着て、髪を上にお団子に結った人が、何か作業をしている。
「これから国を造るんだ!もっと見たい」と思った瞬間、白い光に包まれた。
何かの力に押し戻されたかのように、男性から離れて行き、男性が次第に小さくなっていった。
男性は、見えなくなるまで、ずっと私を見つめていた。
そして、私は風呂場に戻った。
15分くらい異次元?にいたような感覚だった。
真冬の風呂場に立っていられたくらいなので、実際は数秒も経っていなかった。
去年の6月、霊感のある人にこのことを話した。
すると、
・私の過去世が、古代中国の役人で文人だった。
・国の歴史や建物の記録を書いていた。
・私が見た男性は、古代中国の王様。
・私が過去世で仕えていた王様だった。
・過去世で私が優秀だったので、王様は、今の私が気になり会いに来た。
彦嶽宮がとても重要な場所だった。
・九州の北部〜関東の上の部分まで、中国の一部だった。
・彦嶽宮は、九州の北部と南部を分ける境界線の位置に立っていた。
これを聞いた私は、鳥肌が立った。
王様が誰なのか尋ねたが、
「いつかこの人だ!と分かる時が必ず来ます」と言われ、詳しいことは教えてもらえなかった。
今は知るタイミングではないようだ。
過去と現在と未来とパラレルワールドは、同時に存在し、同時進行している。
私が王様と会った時間は、まさにこのことを物語っているように思えた。
過去世と今世を自由に行き来し、繋がりがあった人や過去世の自分にも会えるのだろう。
過去・現在・未来・パラレルワールドなど、別次元には時空を超えて移動できるのだろう。
そう考えると、誰もが皆一人ではない。
世の中に起きることは偶然ではなく、必然なことが起きている。
今、この場所に生まれ・育ち・暮らしているのには意味があるのだろう。
だから、必要な時に、必要なタイミングで、王様が誰なのかを知る時が来るのだろう。
偶然ではなく、必然なタイミングで。
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