「自分の星に早く帰りたい」

いつからそう思うようになったのかは分からない。

宇宙のどこかに帰りたい。

去年からそう思うことが強くなった。


2020年6月、姉の知り合いの霊感が強い人と、姉と一緒に会うことになった。

以前から「私はどこの星から来たんだろう?」と気になっていたので、尋ねてみた。

以下は「私」と『姉の知り合い』との会話。


「私はどこの星から来ましたか?」

『アンドロメダです』

アンドロメダと聞いて衝撃が走り、泣きそうになったが、泣くのをぐっとこらえた。

「銀河鉄道999を読むと、1話読む毎に、なぜか勝手に涙が出ます。感動したわけでもないのに、何度読み返しても必ず涙が出ます。その理由が分かりました」

『ケイさんね、銀河鉄道999と全く一緒で、列車に乗って地球に来てるのが見える』

「最近やたらと、自分の星に帰りたいと言って、主人を困らせています」

『ケイさんはメーテル、ご主人は鉄朗。本当にそれと同じで、2人で今地球を旅してる』

「では主人は別の星の出身ですか?」

『はい』


後になって分かったのだが、主人はシリウス出身だった。

姉もシリウス出身。


この言葉のやり取りを姉にも話した。

"2人で今地球を旅してる"の部分で、

「自分のことじゃないのに、何か涙が出てくる」と目を潤ませながら姉は言った。

私も目が潤んだ。

「あっ、今また見えた」と姉が言った。

姉はふとした瞬間に、シリウスの青い星が見えるそうだ。

そう言えば、私も少し前に、渦巻銀河が見えた。

「何の星だろう?」と思っていたが、「アンドロメダだったのか!」と分かった。

今もふとした瞬間に、アンドロメダが見える。


早くアンドロメダに帰りたい。

アンドロメダに帰ったら、あるイメージが浮かぶ。

朝ベッドの上で目が覚めると、

「おはよう。お帰りなさい。地球はどうだった?」

と、恋人?家族?誰かに声をかけられる。

何百回何千回と生まれ変わっているだろうけど、今まで通りのアンドロメダでの生活が、何事もなかったかのように、普通に始まる気がする。


アンドロメダ出身だと分かり、ネットに出ている"出身星診断"をしてみた。

9割方当たっていた(笑)