この前、玉屋神社の御池神事が始まる前に、御神木と思われる木に手を当てた。

『御穂料』の文字が見えた。

さっき御穂料は納めたけど、少なかったかな?

昨日、主人が外に出て行き、暫くして帰って来たのを思い出した。

主人に尋ねた。

「昨日パチンコ行った?」

『行ったけど何で?』

「勝った?」

『負けた』

「本当に?木が御穂料って言ってるから、もっと出しなさいってことかと思って、パチンコに勝ったのかと思った」

『神様がそんなこと言うわけがない』


帰宅後、私が車から降りると、主人はどこかに向かおうとした。

「どこ行くの?」

『パチンコ。御穂料って言ったから当たる』

「御穂料を貰うじゃなくて、あげるってこと!?そっち!?」

『うん。だって神様がくれって言うわけがないもん』

「なら当たるかどうか楽しみにしとく」

御見送りした(笑)


5時間後、主人は帰って来た。

「当たった?」

『少し当たった』


私は、パチンコはしたことがないので、『少し当たった』の『少し』が、どれくらいの金額なのか分からない(笑)

そもそも、木が「御穂料をあげるよ」と親切に教えてくれるのだろうか?

仮にそうだとしても、ギャンブルで御穂料を与えるのだろうか?

こうなると、御穂料の意味すら分からなくなる。

やっぱり、「もっと出しなさい」ということだったのでは…。