子供の頃の記憶はインパクトの強い内容しか覚えていない。
生まれた時から高校生までの記憶をほとんど覚えていない。
高校生の時の記憶も!?と驚かれることでしょう。
気が付けば、子供の頃からよく正夢を見ていた。
特に小学校3年生の時は、正夢を見る頻度が多かった。
正夢を毎日のように見ていたのか、日に日に見る回数が増していったのかまでは覚えていない。
正夢を見るたびに、現実で正夢に気付いた時、起こることの先の先まで見えるようになっていることに気付いた。
正夢は見た夢がそのまま現実になる。
現実で「これは正夢だ」と気付いた時点から、先の未来が分かる。
先の未来というよりも、先の行動と言った方が分かりやすいかも知れない。
未来が分かると言っても、ほとんどの人が数秒先までが限界だろう。
ニコラス・ケイジ主演の映画『ネクスト』は、2分先の未来が見える男。正夢もそれに似ている。
予知能力と正夢、原理は同じなのかも知れない。
つまり私は、正夢を見る回数が増えるほど、現実で正夢だと気付くたびに、未来が見える時間が長くなっていることに気付いた。
小学校3年生のある日、全校生徒が運動場に出て何かをしていたのだが、その光景を見て「正夢だ」と気付いた。
これから起きる自分や周りの動き、空間の全ての流れが分かった。
どう表現すればいいのか…
この時は、先の先の、さらに先の、ずっとずっと先の未来のビジョンが、区切ったコマのように次々と見えた。
無限に…。
まさに映画『ネクスト』のようだった。
しかも、正夢に気付くと、頭がぼーっとして、寝ているのか起きているのか分からない感覚になる。
最近書いた、パラレルワールドの時と同じ感覚だ。
「いつ終わる!?まだ続くのか!?」
永遠と未来を見続けていたら、見る量にもよるが、現実の時間も多少は先に進む。
傍から見るとボーッとしているように見えるだろう。
止まることなく見える未来の光景に、この時はさすがに怖くなった。
「もう正夢は見たくない」と思った。
すると、あまり正夢を見なくなった。
今も正夢は見る。
職場で数回しか会ったことしかない人が夢に出てきた。
トラックの荷物を下ろしていると、荷物が倒れ、足を大怪我し、救急車で運ばれる夢だった。
翌日、お会いしたので、「足の怪我に気を付けて下さい」と夢の内容を伝えた。
すると、「実は数年前、その夢と同じようなことがあって、足を大怪我したんだよ。夢を伝えたらそうならないんでしょう?なんかそんなこと聞くよね」
言われて気付いた。確かにそんな気がする。
知り合いが夢に出てきた時は、何かに悩んでいたり、体調が悪かったり、何かを訴えているか、正夢になるかだ。
知り合いが夢に出てきたら、連絡をするか、声をかけるようにしている。
初めて訪れた場所が、初めてではなく、夢で訪れていることが多い。
「あっ!この場所夢で見た。夢で来た」
夢でよくトリップしている。
こういう時は、霊的に繋がりが深い場所だったりもする。
最近は、議員が病気になって辞職したニュースを見ている夢が、正夢になった。
正夢を見たところで役には立たない(笑)
そう言えば、『メン・イン・ブラック3』にも正夢と似ている場面がある。
J(ウィル・スミス)がタイムジャンプし、ボリスの攻撃をかわす場面だ。
『メン・イン・ブラック』は、私の不思議な体験と重なる部分が多いので好きだ。
正夢の感覚を味わうなら、映画『ネクスト』と『メン・イン・ブラック3』はオススメだ。
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