やってしまった。

不注意で顔を強打してしまった。

タオルに保冷剤を巻いて、すぐに顔を冷やした。

タオルに血は付いてるし、痛いし、怖くて顔が見えない。

でも見ないと…キズパワーパッド貼らないと…。

恐る恐る鏡を覗くと、思ったよりも腫れてなかった。

傷も深くはなさそう。

今は大丈夫かもしれないけど、明日になったら内出血で腫れるかもしれない。

鼻と目の下にキズパワーパッドを貼って、絶対に傷を見ないようにした。

怖いから…。

顔面を打ったことは不注意と言えばそうだけど、何かのメッセージだろう。

気付きを与えられているのだろう。

その証拠に、自分の爪で引っ掻いて怪我した鼻の傷が、数日前に治ったばかりだった。

爪は短く切ってるし、故意で引っ掻いたわけではない。

なぜかそうなったのだ。妙なことで怪我をした。

鼻を引っ掻いた時、「何かおかしい。どういうことだ?」と考えたけど、分からなかった。

守護霊に何か気付きを与えられている。

早く気付かないと、次はもっと大変なことになるかも。


次の日、ふと気付いた。

『どこにでもすぐ行きたがるから傷を付けた。

思ったよりも傷は浅かったであろう。

何事にも意味があるのだぞ。

外に出るタイミングは、傷の治り具合を目安にしなさい』

武内宿禰さんだろうな。優しくもあり厳しい。


私は、アンドロメダ出身。

アンドロメダ星人は、旅好きで好奇心旺盛。

私は、気になることがあると、すぐに確かめたくて、確認の為にどこにでも行きたがる。

もうすぐお盆だから、遊び回らずに、地元にいないといけない。


私の家からは、山と山の中にある神社の展望台が見える。

何の変哲もない山だが、歴史的観点から見ると重要な場所で、他国から攻め込まれない為の見張りの山。

だから神社がある。

過去と現在と未来は同時に動いているので、今もずっと見張りの機能は続いている。

その為、何の変哲もない山だが、来る人を選ぶ。

誰もそれに気付いていないだろうけど、昔からやたらと事故が多い。

何事にも意味がある。

神社も自分に合う合わないがあるので、行く時に普段起きないような妙なことがあれば、行くのは避けた方がいい。

これは神社に限らず、他の場所に行く時、契約の時など、何にでも応用できる。


私が怪我が治るまでよそに行けないのは、自分にも山にもエネルギーを蓄えないといけないからだろう。

生きた結界と言えばいいでしょうか。

そういう人もいるということです。

こういう時に1週間もどこかへ行こうものなら、前回の『心霊写真』のように、10ヶ月苦しむことになる。

ちなみに、山の神社には武内宿禰さんが祀られている。


最近、与えられる気付きが、些細なことになっている。

なので気付きにくい。「どういうこと!?」となる。

些細なことがどういう意味なのか、早く気付くトレーニングをさせられている。

気付きのトレーニングのミッションをコンプリートしたら、「次はどんなミッションを与えられらのだろう?」と思ってしまう。

最終的に何かをさせようとしているのだろう。

その何かが最終形態で、今世で私がやるべきことなんだろうな。