島根から帰った後、福岡の英彦山(ヒコサン)を登山した。
英彦山は、修験道・山岳信仰の霊山として名高い山。
巨樹、巨石、岩穴、岩に彫られた巨大梵字、霊水、祠、神社など、霊山ならではの不思議な場所が多い。
今回の登山の目的は、鬼杉を見に行くこと。
樹齢1200歳の杉の巨樹だ。
鬼杉に行く途中にも沢山の巨樹がある。
巨樹を見ると触ったり、抱きつきたくなる。
いつものように巨樹を触った。
文字が浮かんで見えた。
木々に手を当てると、文字が見えるようになった。
全部の木で見えるわけではない。
木に手を当てる度に、『玉屋』の文字が見えた。
玉屋とは、玉屋神社のことで、英彦山にある神社の一つ。
「ごめん。玉屋神社はこの間行ったから、今日はキツいから行かない。ごめんね」と伝えた。
鬼杉から近い場所の巨樹に手を当てた。
『鬼杉独』の文字が見えた。
「どうして独り?周りにみんないるでしょう。鳥や虫たちもいる。なのに独り?」
尋ねてみたが応答がない。
よく考えたら、文字を受け取るだけで、質問をしたこともなければ、返事を受け取る力も備わってなかった(笑)
鬼杉に到着。
鬼杉もそうだが、鬼杉が立つ場所の空間は、清らかな静寂に包まれている。
鬼杉は柵に囲まれており、近付くことができない。
木の根元にお札がちょこんと置いてある。
大きな木は鬼杉だけ。
だから鬼杉は独りなのかもしれない。
帰り、1ヶ月前に突然話しかけてきた、見ず知らずの女性とまた会った。
↓ 詳しくはこちら
『卑弥呼②』
https://keipandkeip.blogspot.com/2021/07/himiko-2.html
木々が『玉屋』と伝えてきたことを話した。
「だって玉屋神社は、英彦山で最初に神様が降りた場所だもん。7月12日に玉屋神社でミズアゲの神事があるから行ってごらん」
ミズアゲ?
ネットで調べると、『御池神事』と書いていた。
どうやら水を汲み上げる神事のようだ。
御池神事に行くことに決めた。
次に続く。
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